もはや別人!?超安定志向の公務員をフリーランスに変えたマインドセットおすすめ本6選

チェンジマインドおすすめ本6選

現代社会では、会社員や公務員の人の多くが無駄な仕事や無用な人間関係からくるストレスにより疲弊しています。

一方、現在ではインターネットを通じて様々な情報を得ることができる時代です。その気になれば誰でもスキルや稼ぎ方を学んで組織から抜け出すことも可能です。

しかし「今すぐ望まない仕事や人間関係を辞めませんか?」とは言われても現状を変えることは中々難しいものです。

かつては私も皆さんと同じように公務員として、傲慢な上司、自分勝手な同僚、不理不尽な要求をする住民などから抜け出したい1人でした。詳しくは公務員はオワコン!?コロナ渦で退職してフリーになった理由からどうぞ。

そんな私がフリーランスになるための行動ができたのは雇われマインドを変えるほどのメッセージ性に富んだ本に出会ったことです。

長年敷かれたレールの上を歩き続けてきた人間には現状を変えることは難しいものです。

本記事では、公務員の私がフリーランスになるに至ったマインドのヒントとなった本をご紹介します。以前の私と同じように一歩踏み出すことに迷っている方の参考になれば幸いです。

脱安定志向のマインドセット

超安定志向であった元公務員の私が考える、フリーランスになるまでに大切な3つのマインドをご紹介します。

  • 仕事は手段に過ぎない
  • 主体的に生きる
  • 人は今この瞬間から変わることができる

仕事は手段に過ぎない

仕事に生きる多くの人が陥りがちなのは、幸せに生きるための手段としての仕事であるはずが、目的に変わってしまうことです。

人は誰しもが幸せになるために生きています。ほしくもない仕事を手放さないように生きるのは本末転倒のような気がします。自分の幸せを考えるということは、仕事を含めたライフスタイル全てに真摯に向き合うことです。

主体的に生きる

周りに流されて生きることに自分は存在しません。

自分がやりたいことに耳を傾けることで、もちろんそこには様々な困難が待ち受けていますが、その困難も自分の意思で決断していけるものであれば、その困難を乗り越えた先には幸せが待っています。

人は今この瞬間から変わることができる

後ほどご紹介する「嫌われる勇気」からの言葉です。

実践することは本当に難しいことですが、私がもっとも生きる勇気をもらえる言葉です。

よしのぶ

人生一度きり!

おすすめ本6選

続いて、先のマインドを得るに至った6冊の本をご紹介します。少し過激な内容のものもありますが、どれも先人たちの知識や経験が詰まった大変おすすめの本です。

  • 狼たちへの狂言
  • 嫌われる勇気
  • 自分の中に毒を持て
  • 仕事は楽しいかね?
  • 死ぬこと以外かすり傷
  • 億を稼ぐ積み上げ力

狼たちへの狂言

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要点

・著者は、”現代の魔術師”と呼ばれる落合陽一さんの父であり、国際ジャーナリストの落合信彦氏

・留学、起業、オイルマンとしての経験から、日本の若者に向けた社会風刺描写が多い

・独自の表現で世界情勢と比較した当時の日本の状況を痛烈に批判している

レビュー

第一印象としてはとにかく過激な言い回しが多くみられます。自身の経験から圧倒的に自由主義的な観点を持ち、日本人が到底持ち得ないような生への意識や生きる目的について熱く語ってくれています。

雇われ人の自分がいかに平和ボケしているかと思わされます。「モテたければまず自分が真剣に生きろ」「世の中にはエキサイティングな人間か退屈な人間だけだ」「夢を持って毎日を真剣に生きていれば夢に近づいていくことができる」など。

まだ人生の選択肢を模索している若者の心に深く突き刺さります。とにかく生きる気力が湧いてくるため、すぐにでも何か行動したいと思わせてくれます。著者は若者だけでなく多くの日本人にとって希少な存在です。

後にわかったことですが、各国の諜報機関にいる多数の知人からの情報を元に自身の体験のように描かれている場面もあります。普通の人が体験し得ない経験が描かれているため、まぁそうだろうなと納得できます。自分がどう感じるかが大事です。

こんな人におすすめ

とにかく生きるエネルギーがほしい人

 

嫌われる勇気

要点

・著者は、日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏

・フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊

・欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示

レビュー

心理学の本というと、退屈で途中で読むのをやめたくなる本が多いですが、この本は違います。哲学者(哲人)と若者の会話を通して、非常に軽快に面白く解説しています。読書が苦手な私でも最後まで簡単に読み通すことができました

「トラウマは存在しない」「赤面症は自ら望んだ結果」「すべての悩みは対人関係にある」など、多くの人の当たり前を覆してくれます。アドラー心理学は、ある種、理想論的な考えではありますが、その境地に到達することで誰しもが幸せになることができると教えてくれています。

特に多くの現代人にとっては、インターネットやSNS等で他人の目を気にする機会が増えています。そんな人にとって、今この瞬間を幸せに生きるヒントが詰まった内容となっています。私自身にとっても人生の教科書となった1冊です。

こんな人におすすめ

他人の目を気にして自分を見失っている人

 

自分の中に毒を持て

要点

・著者は、大阪万博の「太陽の塔」などでも知られる芸術家の岡本太郎氏

・極端に自由主義的な考えを持ち「職業は人間」「芸術は爆発だ」などのセリフが有名

・パリで哲学や社会学を学んだ経験から常識にとわられずに意思を貫く大切さを伝えている

レビュー

本書は著者が亡くなる3年ほど前(1993年)に書かれた本ということで、著者の人生の集大成として考えが詰まった1冊であると感じました。

”意外な発想を持たない人に価値はない”という言葉や”幸福”を否定している点など、かなり独特で個性的な表現をしています。

私は数ある独特な表現の中でも特に、”捨てる主義”という言葉が強く印象に残りました。

世には努力していかに人生において積み重ねをするかという点を重要視する本は多くみかけます。

しかし、本書では”人生は積み減らしである”と述べており、私の中の常識をひっくり返されたことを覚えています。現在では生き方に様々な選択肢がある一方で、時間は平等で限りあるものです。

より人生を有意義に過ごすため、常識にとらわれず自分の中から発せられる主体的な生き方を送るためのヒントを得ることができる1冊です。

こんな人におすすめ

自分の中の常識を捨てきれない人

 

仕事は楽しいかね?

要点

・著者は、マーケティング・リサーチ専門会社の起業家であり人気コラムニストのドーテン,デイル氏

・マクドナルド、3M、P&G、コダックなど大手優良企業を全米でトップ・レベルの会社にまで成長させた人物

・日々の仕事に忙殺される35歳の”私”が偶然出会った実業家の老人のアドバイスにより自己変革を起こしていく物語

・本書では”試すことに失敗はない”としており、特に試すことの重要性について語られている

レビュー

ビジネスで成功できない多くの人が陥りがちな状況について、成功者の視点からその解決策を学ぶことができます。

通常、「ホーソーン効果」は”期待されることによって人は動く”という教訓を得るものですが、本書では何よりも人は試すことが好きであるという点に着目し、この効果を”試すことに失敗はない”ということに着地させています。

完璧なものを求めることよりも真新しいことを試していくことで人は模倣ではなく革新を生むことができると。

ビジネス書としては非常に短い1冊ですが、仕事を楽しみ、かつ成功する秘訣をシンプルに教えてくれる1冊です。

私がこの本を読んだときには主人公と同じ35歳であり、また仕事へのマンネリや楽しみを失いかけているという境遇も似ていたため、出会ったことに運命を感じたことを覚えています。

同年代の方や同じような悩みを抱えている方にとってとてもおすすめできる1冊です。

こんな人におすすめ

つまらないと感じる仕事から抜け出したい人

死ぬこと以外かすり傷

楽天ブックス
¥1,540 (2022/01/20 20:21時点 | 楽天市場調べ)

要点

・著者は、数々の起業家の著書をベストセラーにしてきた人気編集者の箕輪厚介氏

・手掛けた著書は「多動力」(堀江貴文)、「日本再興戦略」(落合陽一)、「お金2.0」(佐藤航陽)、「人生の勝算」(前田裕二)など

・自身の体験を交え、本職の幻冬舎での収入に以外に副業で20倍の収益を稼ぎ出す方法や、オンラインサロンで1,300人を集客し、イベントやプロモーションを盛況させる手法などを語る

レビュー

先に紹介してきた著者達に比べ、本書の著者である箕輪氏は1985年生まれとまだまだ若い人物です。

現役の彼だからこそ、本書に書かれたメッセージがより臨場感あるものとなって読み手に伝わってきます。

これから社会を生きる若い人向けに書かれた本とのことですが、本書を読むことで様々な年代の人の心を動かす1冊となっています。

こんな人におすすめ

現役編集者の熱量を感じたい人

 

億を稼ぐ積み上げ力

¥1,287 (2022/01/22 00:16時点 | Amazon調べ)

要点

・著者は、マーケティングやプログラミングを得意とし海外移住のインフルエンサーでもあるマナブ氏

・”ひきこもり”という独特の表現で現代の自由な働き方を実践する

・ブログを継続した結果、年収5千万円を超えた実績をもとに継続することの大切さを語る

レビュー

ブログを書いている人間であれば知らない人はいないほどの人物です。Twitterのフォロワーは30万人を超えており、独自の目線で多くの人に向けて稼ぐ方法やマインド、有益な情報を発信しています。

自身が新卒でセブ島に留学した経験から、若者に向けたメッセージ性に富んでいるようでな気がします。その発信を受けて行動する人も多くいるため、この本にもそのエッセンスが詰まっています。

普段彼の発信を聞いていない人であれば、この本をきっかけに彼のフォロワーになること間違いなしです。

こんな人におすすめ

何事も続かない自分を変えたい人

終わりに

本記事では、仕事や私生活で役立つマインドセットを得るためのおすすめ本6選を紹介しました。

実は私は元々、読書習慣はまったくありませんでした。インターネットを通しておすすめされた本であっても、別のことで読書を中断してしまい、ほとんどと言っていいほど最後まで読み続けることができませんでした。

そんな私でも読書を続けることができるのは、AmazonのAudibleのおかげです。

Audibleは音声コンテンツによる聴く読書です。場所を選ばずに本を聴くことができるので、通勤通学などでもOK。無理なく継続できるため自然と習慣化できます。

読書は継続することで初めて成果が現れてきます。日本の社会人の学習時間は平均6分ということからも、いかに継続することが難しいことかがわかります。

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