皆さんはダイエットを成功させた経験はありますか?
仕事や家事、子育てなど忙しい現代人にとって自分のために時間を使うことや、誘惑が多い世の中でモチベーションを維持してダイエットを継続することははなかなか難しいことです。
痩せたいけど結果が出ない人にとって、私のダイエット経験はある種の劇薬となりうるかもしれません。そんな人に是非この記事を読んでほしいです。
目次
きっかけは何気ないもの

私は学生時代に野球部に所属しており、周囲の友人の多くが何かしらのスポーツに積極的に取り組んでいる環境で育ちました。学生時代までは趣味や志向が合う人間との付き合いを自ら選択することができました。しかし社会人になると多種多様な人物の中で様々な個性が発揮されます。そのような環境では学生時代にスポーツはおろか運動すらほとんどしてこなかった人が結構いたりするものです。私はいつしかその環境に毒されていました。
”部活動”という文化があったおかげで半ば強制的に運動習慣がありましたが、社会に出てその部活動がなくなると休日に友人と軽スポーツをする程度に変わっていきました。このことに気がついたのは社会人4年目の夏でした。ふと私のお腹をみると目も当てられない脂肪がつき、気がつけば学生時代に58kgであった体重から8kg増の66kgになっていました。人生で最重量でした。当時の私は人一倍異性からモテたいという意識が強かったため、これではいけないと一念発起してとにかくダイエットについて調べまくるのでした。
ちなみに諸外国では、日本によくあるような”青春のすべてを部活動に捧げる”という文化をあまり見たことがありません。その代わりに、”(学校に在籍しながら)地域のスポーツクラブ等で生涯スポーツを楽しむ”という文化が存在します。学生から社会人になってもスポーツをする環境に変化は少なく、自主的にスポーツをする習慣が残ることになります。このような文化においては日本が学ぶべき点も多いのではないかと考えます。
減量方法は単純!超ストイック生活

平均的な一日のタイムライン
減量方法はめちゃくちゃ簡単です。体重が減る方法を調べ1つずつ超ストイックに実行していったのです。体重が減る仕組みは簡単で、
摂取カロリー(食事) < 消費カロリー(運動)
となるように意識してやっていくだけです。あとはそれぞれに有効な方法を1つずつやっていくだけです。
私の場合、元々運動していたこともあったので、マラソンランナー並みに月間の走行距離を走っていました。これは人それぞれだと思うのでできる範囲でやり切ることで同じような効果がでるものと思われます。
もちろん飲み会や友達付き合いなどがある日はこの通りいきません。その場合、次の日の食事や運動量で調整するなどモチベーションが切れないように管理しました。
★食事で心掛けたこと
- 朝と昼は炭水化物OK、夜はタンパク質のみ意識的に摂取
- 食品の栄養成分は必ずチェックし、GI値の低いものを意識的に摂取
- 18時以降は水以外口にしない(たまには0キロカロリーのものを)
ある研究で夜に摂取したカロリーは昼に摂取したカロリーの数倍体に蓄積されるということを見ました。そのため18時以降の食事制限を厳しく設けました。これが正しいかどうかはわかりませんし、健康的だとは言い切れません。ただ減量するという1つの目的に向けた1つの方法として採用したのです。
★運動で心掛けたこと
- ランニングは前日のはタイムを意識して走る
- エレベーターを使わず階段を一段飛ばしで登る
- 家から駅までと駅から職場までの往復合計8キロちょっとを速歩き
日常生活でどれだけ効率的に燃焼できるかこれが特にカギだと思います。特に階段と駅まで歩く時間というのはとても貴重な時間です。エレベーターやバスなどを使っても対して時間の短縮にもなりませんし、これは健康的でもあるため習慣化すべき行動です。
結果:2ヶ月で66kg→51kgに!

2ヶ月で66kgから51kgへ15kgの減量に見事成功しました。
健康的なダイエットとは異なるものなのであえて減量といいます。もっと体重が重い人が同じような期間で20kg以上痩せていることをみかけたことがありますが、私の場合世間一般から言わせるとそこまでBMI指数も高くないので太っているとは言い難いです。
そんな私だからこそこの数値を出したことは大変希少価値があるものと考えます。自分でも驚いているくらいです。それほどまでにスイッチがはいっていたのです。もちろん仕事が安定していたり、プライベートでも大きな障害に合わなかったことは減量に集中できた要因でもあります。
結果から感じた短期間減量のメリット

短期間で減量したことで体そのものが変化したことは言うまでもありません。
しかし、それ以上に大きな変化をもたらしました。
メリット1.結果が出やすい
短期間減量は健康度外視で集中的に減量を行うので結果が出やすいです。体重計に毎日乗ると日々数値が減っていくことがわかります。それが楽しくなります。長い期間で徐々に減量するとそれだけ余計な邪魔が入る可能性が高いです。そのような状況でダイエット成功体験がない人にとっては集中力やモチベーションを持続させることは困難です。
一度成功体験をすることで自信を持って仕事やプライベイートに良い影響を与えます。私自身、長年ダラダラと残業して帰宅後遅くにご飯を食べることが続いていました。しかし、この経験の後は仕事はなるべく早く切り上げてご飯を早く食べ遅くとも11時には就寝するようになりました。これにより仕事との健康的なサイクルが生まれました。健康は結果が出した後に整うのです。
メリット2.以外にリバウンドしない
よく急激なダイエットはリバウンドすると言いますが、あれは過度なストレスなど目的意識以外の部分で拒食状態になり、意図せず体重が減った人のことを指すのだと思います。明確な目的意識を持って自分自信の手で成果を出すことで、意識そのものが変わります。結果が出た人は日常生活で行動に現れるのです。
減量のために走っていましたが、その後は走ることが楽しくなりマラソンが趣味になりました(今では筋力トレーニング中心のボディメイクが趣味になっています)。
メリット3.周囲の人に教えられる
減量をするために色々と調べることで知識がつきます。短期間で結果を出すことによって、周囲の人から減量方法について聞かれることが多かったです。職場の人であればほぼ毎日顔を見るわけですから、その変わりようが嫌でもわかるわけです。減量に成功した人が近くにいるとそれが正しい減量方法かは関係なく興味が出るわけです。
話のネタにもなりますので皆さんに大いに教えてあげましょう。意外なほど痩せたいと考えている人は多いものです。
短期間減量をおすすめしない人

先に述べたように短期間で減量することは様々なメリットがあるため、本気で痩せたい人には強くおすすめします。しかし、万人におすすめはできません。理由は簡単でこの方法が健康度外視かつ根性的方法だからです。健康上の障害がある方やそこまでストイックにはダイエットしたくない方はゆっくりと別の方法を実践したほうがよいでしょう。
まとめ
- きっかけは何気ないもの
- 減量方法は単純!超ストイック生活
- 結果:2ヶ月で66kg→51kgに!
- 結果から感じた短期間減量のメリット
- 短期間減量をおすすめしない人
自身の原体験から短期間で減量することは最強のダイエット方法だと考えます!
ダイエットしたくても自分に甘くなり続かない人はいつまでたっても結果が出ません。そのような人は心の底からはダイエットしたいと思っていないのです。ダイエットよりもテレビを見たり、甘いものを食べたり、友達と飲みに行く、そんな別の楽しい時間を過ごすことを優先しているのです。
短期間だけと思ってストイックに行動に移すことで結果を出しやすくなります。結果を出すことでせっかくの努力を無駄にしたくなかったり、あるいは潜在意識に変化が起こりいつの間にか健康意識が高くなっています。当然先に述べた優先順位も変わっていることでしょう。考えるより先に行動しろ!と言われる良い例だと思います。
この記事に少しでも興味があった方はシェアしていただけますと嬉しく思います。
ダイエットを通じて成功体験を得ることで皆様の人生がよりよくなりますことを心からお祈りしています。